「大丈夫ですか?」
冷蔵庫の保冷剤をタオルでつつんで手渡すと、高嶺さんはそれを額にできたたんこぶに当てる。
「大丈夫だよ。ちょっと痛いだけだ。それよりさっきはすまん。俺まで寝ちゃって悪かった。」
「べつに良いです。ただ抱き枕にされただけですし。それより注射!私まだ怒ってますから!」
「なんだよ…そっちかよ。あれは今日のでとりあえず終わりだ。ちゃんと薬飲めよ?飲まなかったらまた打つからな!」
「うっ…わかりました。ところで仕事は?」
「あぁ大丈夫。まだ時間ある。昼飯食べに出るか?」
そう言われて二人でリビングの猫時計を見上げた。
時間はちょうど13時。
ちょっと考える。
確か冷蔵庫に……よし!
「すぐ作るから、ちょっと待ってて!」
冷蔵庫の保冷剤をタオルでつつんで手渡すと、高嶺さんはそれを額にできたたんこぶに当てる。
「大丈夫だよ。ちょっと痛いだけだ。それよりさっきはすまん。俺まで寝ちゃって悪かった。」
「べつに良いです。ただ抱き枕にされただけですし。それより注射!私まだ怒ってますから!」
「なんだよ…そっちかよ。あれは今日のでとりあえず終わりだ。ちゃんと薬飲めよ?飲まなかったらまた打つからな!」
「うっ…わかりました。ところで仕事は?」
「あぁ大丈夫。まだ時間ある。昼飯食べに出るか?」
そう言われて二人でリビングの猫時計を見上げた。
時間はちょうど13時。
ちょっと考える。
確か冷蔵庫に……よし!
「すぐ作るから、ちょっと待ってて!」