2018.08/14
am 09:11
カーテンの隙間から
日差しが差し込む。
そしてやけに体が重い。
「…あっつ…」
目を覚ますとハナは
リビングのソファで横になっている
俺にぴっとりくっついて寝ている。
「……………?!?!?!」
理解にはさほど時間はかからなかった。
「ちょ!!!!!!ハナ!!!!!!」
ハナは眉間にしわを寄せ、
大きく俺の足に自分の足を絡ませた。
「んん〜〜…」
ヤバい。このままだと、
俺の俺が。
その空間から抜け出そうとすると、
ハナは俺の耳元で、
「…優ちゃん…おはよ…」
と言った。
俺は息を呑む。
ハナに顔を近付ける。
ハナの大きな目と目がまたあった。