日本に着いて、迎えに来てくれた暁斗兄の車で病院へ向かった。
暁斗兄の目には、涙が溢れていた。

病院に着き、急いで病室へ。

『母さん!』

雷都「蓮兄、桜・・・」

桜「ねぇ、雷兄、お母さんは?」

雷都「・・・・、あと30分早かったら・・・」

『母さん・・・!』

ジャック「桜、おいで」

母さんの死を知った桜は誰にも見せたこともないぐらいの涙を見せた。
ジャックは泣き崩れる桜を抱っこして、部屋を出ていった。

俺たちも一旦、家に帰った。

真希「真咲、今関西遠征に行ってて、明日帰ってくる事になってる」

『葬式の段取り決めないと』

美桜「お義父さん、かなり参ってしまったみたいで、
部屋から出てきてくれないの」

『俺が見てくる、念のため暁斗兄と雷都、一緒に来てくれ』

俺達3人は父さんの部屋に向かって歩き出した。