ジョディ「そこをなんとか!


確かにあなたの言うことも合っているんだけど...


シュウにね、あなたはとんでもなく頭がいい、と聞いたの


そんなあなたなら犯人の手がかりも掴めるんじゃないかしら?



クールキッド...工藤新一君にもお願いしているんだけど...あれだけ優秀な探偵でもまだ何もわかっていないの...



だからお願いできないかしら?



あなたもお兄さんが困っているのは嫌でしょう?



それにその公安にはシュウの友人もいるの



助けてはくれないかしら?」




まぁ、確かにお兄さんや秀一さんが苦しんでいるのは見るに堪えないが...



でも、やっぱり嫌ね



めんどくさい、というのももちろんあるが...




笑愛「...何故公安直々にお出ましにならないのですか?


公安が困っているのなら公安が助けを乞うべきです



外野のあなた達が外野の人間に助けてもらうように説得するのは変です



お兄さんが協力していようとしていまいと、秀一さんの友人がいようといまいともそれは私には関係ありません


だいたい私は勉強を本分としている高校生が無闇矢鱈に事件に首を突っ込むことにそもそも反対です



お兄さんはそれを当たり前のように思っておられるようですが...



公安には秀一さんの友人がいる、とおっしゃいましたが、それだって私には関係ありませんよ



公安にいるのは秀一さんじゃない



もし公安に秀一さんが在籍されているなら話は別です。が、実際に秀一さんが在籍しているのはFBIであって公安ではありません


冷たい、と思われるかもしれませんが、私は見知らぬ人の事情にお節介を焼くほどイイ子ちゃんじゃありませんから



話は以上ですか?



ではこれで失礼させていただきます」