どうしてこんなことになっているのかいまいちよくわからない



元の世界に戻りたい、とは思わない



元の世界に戻ればまた同じような日々を過ごすことになるのだから




でも、ここにもあいつらがいることから考えてもあいつらに私の居場所がバレればどの道同じことになるのよね




私はこれからどうしたらいいんだろうか




ゆきこ「...、...!ねぇ、ねぇってば!」



え、あ...



???「すみません、ぼーっとしてしまってて」




ゆきこ「いいのよ、それにしても名前が無いのは不便ね...


そうだわ!あなたの名前...私が考えてもいいかしら?」




え、?



それはもちろん構わないけれど...



私は肯定の意味を持って頷いた




ゆきこ「ありがとう!!



そうね...ん〜...あ!


笑愛なんてのはどうかしら?



きっと今まで窮屈な思いばかりしてきたのでしょう?


だからこれから笑えるように、そしていろんな人から愛される存在になれるように」