ーーー数日後...


「今日は帰るの遅くなっちゃったな。

ゆずもなぎもいないし、一人で帰るか。」


帰ろうと生徒玄関まで歩いていると、

ドンッ

誰かとぶつかった。そして転んだ。


「いったぁ」

「いって」

「あっ、ごめんなさい。」

「ごめんなさい、って広瀬さん」

「え?あ、目黒先生。」


最悪。ぶつかったの目黒先生かよ


「ほんとごめん、大丈夫だった?怪我はない?」

「あっ、はい!大丈夫です」


いったー、転んだ時腰打ったかな?


「ほんとに大丈夫?腰、痛いんじゃない?」


コイツなんでわかった??


「それにこんなに暗いし、家まで送ってくよ」

「大丈夫です!家近いし。それに送ってもらうなんて」

「いいから!」

「じゃあ、お言葉に甘えて。」


目黒先生って意外と優しいのかな...

見直した...かも?


「さぁ、帰ろ、職員玄関の前で待ってて!」

「はい。わかりました!」


職員玄関の前で待ってると先生が来た。


「広瀬さーん!いこ!」

「はい。先生の車これなんですか?」


先生の車は濃いブルーだった。黒かと思ってた、以外だ



「そーだよー、さっのって!」

「はーい」

「って!なんで後ろ!?普通助手席でしょ!」

「え、あ、ごめんなさい。」


車の中ではあまり話さなかった


「はい!着いたー🎶」

「あ、ありがとうございます。先生って優しいんです

ね。」

え、私ったら何言ってんの?
先生に優しいなんて。
自分らしくないな


「え、そうかなー?ま、とりあえず今日はごめんね?お

大事にしてね!」

「はい!おやすみなさい!」

「おやすみー!」


まぁ、目黒先生って以外に優しいってこと分かったし。

見た目だけで判断しちゃダメだな。

明日から少し先生のこと見直そ。