健-「花菜、ごめんな。愛莉を傷つけたのは俺だから、謝りたくてライヴしてたら愛莉にいつか届くかなと作ったんだ。」


花菜-「そうだよね、私と出会わなければ愛莉さんと健は幸せに暮らせたはずなのに、ごめんね、健。」


健-「大丈夫だから花菜は気にしなくていいよ、選んだのは俺だから。」


花菜-「ありがとう、健。公園で健と待ち合わせした日に愛莉さんを見てから気になってたの。」


健-「ごめんな、花菜。俺のせいなのに、花菜を悲しませてるな。」


花菜-「大丈夫だよ、健、ライヴしてきていつか愛莉さんに届くといいね。」


健-「ありがとう、花菜。ライヴしてくるよ(笑顔)。」


花菜-「うん、健。」


公園-。



-健が歌い始めると通勤途中の人が少しずつ集まってきた。聴きながら涙を流しているお客さんが多数いて、健は想いは伝わるんだと確信に変わっていた。


健-(ギター調整出来たし、朝のライヴ始めようかな....。)


可憐-「里菜、あっちの方からギターの音色がするから行ってみようよ。」


里菜-「そうだね、可憐。」


健-「俺のライヴに来てくださりありがとうございます、次は最新曲を歌いたいと思います。聴いてください、〈約束〉。