その日の夜はもう、誰にも邪魔されまいと、鍵をかけ、テレビを大きめの音でかけた。

「親がごめん。」

「明るくて楽しいよ?さっきのはびっくりしたけど」

紗弓のその顔が俺を狂わせる。
その顔を見たらキスしたくなるじゃんか。
こんにゃろー。

ちゅっと短めのキスをすると紗弓は顔を真っ赤にしてもう!と怒った。