今日から新学期!
すべてが新しく、輝く日!
そして高校生活3年目、つまり最後の年。
私には特別な1年になる気がしていた。
校門をくぐって昇降口まで行くと例年通り、模造紙に新しいクラスの名簿が8学級分掲示されている。
ー和田 加奈子ー
見つけた名前は3組のところにあった。
名前順でいけば大抵一番最後なので探すことに苦労はしない。
「おっはよう加奈子ぉ!」
後ろから急に抱きつかれて自然と笑い声が出た。
声を聞けばわかる、彼女は横山 紗季、私にとって一番の友だちだ。
「どおよ新しいクラスは。加奈子は何組?」
抱きつくのをやめて加奈子は模造紙の前に立った。
私には特別な一年になる。
私のふわっとした感覚は間違っていないのかもしれない。
「紗季。私3組・・・紗季も3組なの!」
今度は私が後ろから抱きつく。
紗季はよっしゃあとすぐに振り返って抱き返してきた。
すべてが新しく、輝く日!
そして高校生活3年目、つまり最後の年。
私には特別な1年になる気がしていた。
校門をくぐって昇降口まで行くと例年通り、模造紙に新しいクラスの名簿が8学級分掲示されている。
ー和田 加奈子ー
見つけた名前は3組のところにあった。
名前順でいけば大抵一番最後なので探すことに苦労はしない。
「おっはよう加奈子ぉ!」
後ろから急に抱きつかれて自然と笑い声が出た。
声を聞けばわかる、彼女は横山 紗季、私にとって一番の友だちだ。
「どおよ新しいクラスは。加奈子は何組?」
抱きつくのをやめて加奈子は模造紙の前に立った。
私には特別な一年になる。
私のふわっとした感覚は間違っていないのかもしれない。
「紗季。私3組・・・紗季も3組なの!」
今度は私が後ろから抱きつく。
紗季はよっしゃあとすぐに振り返って抱き返してきた。