ねぇ………

和君。

私のせいでこれから、皆がどういう目に合うか………和君はこの時にもう本当は分かってたんじゃないの?

なんで、教えてくれなかったの?そしたら私………全部を捨ててでも皆を助けに行った。

皆だけが傷を背負うのは、嫌だよ。

でもね

皆は体に傷がついたよね。

私は、心に

深い傷ができた。

苺には………

今の私の気持ちは

わからないと思う。

だからこそ………

今度は私が

立ち上がる番。

皆の分も私が……

私が…………






絶対に………………