「いってきまーす!」
昨日、そのまま寝ちゃったらしく、今日は早く目が覚めて、朝風呂に入った。
玄関を開けると、和君が待っていた。
「柚姫!オハヨ!」
寒いのに、いつから待っててくれたんだろう。嬉しくて、胸がキュゥゥンってなった。
「おはよう★……和君、怪我…大丈夫?」
学校まで一緒に歩きながら、昨日の話をした。
「大丈夫!すぐに治った!柚姫こそ、大丈夫なの?」
私は……大丈夫じゃあないよ?けどね、そんなこと言えるわけがない。
「大丈夫だよ?あの時、和君がすぐに来てくれたし。」
学校に着くと、まだ誰も来てない様子。やっぱり私達は早いね……。
下駄箱…今日は大丈夫だよね…。
だんだん、昇降口に行くのが怖くなって、足取りが遅くなる。
「柚姫?………」
進むのが遅くなった私に気付いて、和君が声をかけてきた。
「ゴメンネ!考え事してた★」
嘘ではない。考え事は本当だから。
和君はそこまで深く話しに入ってこなかった。
結局、昇降口にはすぐについてしまった。
ついてから、私の目に入った下駄箱はなにもない、普通の下駄箱。
大丈夫………って事…………だよね………?
「柚姫……行くよ?」
ボケーっとしていたから、和君の存在を忘れていた。
「うん!」
何にもされなかった喜びで、私は足が軽くなった気がした。
早足で和君の隣にならんで廊下を歩く。
幸せだった。
和君といられることが………なによりも、幸せだった。
苺が何かしてきても、私の幸せが崩れないなら、希望があるなら………
私は乗り越えて行ける……………私はそう思ってるよ?
和君はどう思ってるの?
昨日、そのまま寝ちゃったらしく、今日は早く目が覚めて、朝風呂に入った。
玄関を開けると、和君が待っていた。
「柚姫!オハヨ!」
寒いのに、いつから待っててくれたんだろう。嬉しくて、胸がキュゥゥンってなった。
「おはよう★……和君、怪我…大丈夫?」
学校まで一緒に歩きながら、昨日の話をした。
「大丈夫!すぐに治った!柚姫こそ、大丈夫なの?」
私は……大丈夫じゃあないよ?けどね、そんなこと言えるわけがない。
「大丈夫だよ?あの時、和君がすぐに来てくれたし。」
学校に着くと、まだ誰も来てない様子。やっぱり私達は早いね……。
下駄箱…今日は大丈夫だよね…。
だんだん、昇降口に行くのが怖くなって、足取りが遅くなる。
「柚姫?………」
進むのが遅くなった私に気付いて、和君が声をかけてきた。
「ゴメンネ!考え事してた★」
嘘ではない。考え事は本当だから。
和君はそこまで深く話しに入ってこなかった。
結局、昇降口にはすぐについてしまった。
ついてから、私の目に入った下駄箱はなにもない、普通の下駄箱。
大丈夫………って事…………だよね………?
「柚姫……行くよ?」
ボケーっとしていたから、和君の存在を忘れていた。
「うん!」
何にもされなかった喜びで、私は足が軽くなった気がした。
早足で和君の隣にならんで廊下を歩く。
幸せだった。
和君といられることが………なによりも、幸せだった。
苺が何かしてきても、私の幸せが崩れないなら、希望があるなら………
私は乗り越えて行ける……………私はそう思ってるよ?
和君はどう思ってるの?