………?UFO………って何……?……和君なにするんだろ………。

『カチャン』

和君がお金を入れると何かよくわからないものが動き始めた。

「なっ………なんじゃこりゃ……………」

「柚姫は、UFOキャッチャーも知らないかぁ。まぁ………私立は忙しかったか?」

「うん………あっ……!」

話しているうちに、さっきの猫が持ち上がっていた。

『ポテッ』

「はい!柚姫にあげる!」

取り出し口からヌイグルミを出して、私に差し出した。

「えっ……?でも……」

「いいから★俺が持ってるより、柚姫が持った方がいいよ?」

それもそうだけど……

「じゃあ、もらう!……アリガト♪」

「いいえ♪柚姫が喜ぶなら☆」

フフフッ。嬉しい!

「和~!終わったから。ついでに切ってきた!」

プリクラって切るんだ………。

「ハイ♪柚姫にも」

祐芽が私にプリクラを渡してきた。

「ちっちゃぁい。」

「柚姫、どこにはる?」

「携帯にしようかな…?」

鞄から携帯を取り出して電池パックのふたにはった。

「じゃあ、私も。」

祐芽がプリクラをはると、後ろから声がした。