俺は涙を流した。

その涙は父さんからの手紙を濡らす。

「その写真はお父さんの大切な物よ……」

俺は手紙と一緒に渡された写真を見た。

そこには、母さんと雅と………俺が写っていた。

「和詩は今、大切な物を守れてるの…………?」

母さんの言葉を聞いて俺の思いは1つになった。
俺は今から、大切な人に会いに行く。

大好きな、、、柚姫のところまで。