『ゆりあ…』






ドキッとした。さっきのことを言われるのかと思って、一瞬にして顔が引きつった気がした。




『な…なに?』





『おれも風呂入ってくるね。』






『え?あ、うん。』








ホッとした。肩の力が抜けて、顔もゆるむ。










アタシは髪を乾かして、ベッドに入り込んだ。



何回も何回も来てるから、勝手にやって、何がどこにあるかとかも分かってた。


ベッドで寝たことだって泊まったことだってある。





ベッドに寝転んでいると、色々なことが思い浮かぶ。




こおしていると、アタシが晴希の彼女みたいじゃない。



だから…。





そぉいえば、さっき和樹が言ってた『身を引いたのに』って…どぉいうことだろ?
それに『裏切りやがって』って……。




『ん〜…!!!わかんない!!』







しばらく考えていると眠りに着いていた。





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