その横であまり話さないけど優しくニコニコしている彼を見ると目が合い、あぁ。と自己紹介してくれた。


「大澤 基。
一応このメンバー最年長26歳です。」


少し長めの髪を1つに結んでメガネの彼。


まぁ、この3人がテレビ出てても当然だ。
そんな三人が集まっちゃうって…


「…凄いんだね。」


感心してしまう。


「いや、凄いのは青ちゃんだよね。
流星知らなかったとしても、このイケメンに何様だとかメニュー取れって言える女の子いないよ。」


「ごめんね?
カッコイイけど年下の初対面の男だしなぁって感じだった。」


流星に謝ると、焼き鳥を頬張りながらこちらを見た。


「別にその通りだしプライド折られたとか思ってないから平気。」


本当に平気そう。


改めてよくよく見てみると、隠されていた目元やマスクが外されその顔の良さが分かる。


バランスがいいのとパーツが全て大きい。
目はぱっちりな二重に白目が多く綺麗。
鼻も横顔がとても綺麗で高い。
口元は最大の武器はえくぼ。
ぷっくらした唇を開けば大きなえくぼが現れる。


これは……確かに見つめられるとドキッとするかも。