「…基とよく会うの?」


「いや、エレベーターとかでね。
今日は荷物運んでもらった。」


「……へぇー。」

手をギュッと繋いで黙る流星。


「青、指輪お揃いの買おうよ。」

「私はいいけど、流星そんなの付けてて平気なの?
ファンの子達勘繰らないかなぁ?」


「流石に薬指とかに付けてると言われるから俺は首に付けてるよ。
青に指輪つけて欲しいんだよね。」


たまに見え隠れする流星の独占欲というか嫉妬というか…
若さと環境なのかな


「流星がしたいならいいよ。」


「ほんとに?!
何個かピックアップして青に見せるから選んでよ!
あんまりアクセサリーしないだろ?」