私は深い眠りの中で夢を見ているのか…

はたまた正樹が仕組んだドッキリなのか…

まだこの時を信じる事ができない


「本当に私なんかでいいの…?」


「いいょ。」
優しい笑顔…


…さっきと同じ答え…


多田君、目悪いのかな…

そんなに素敵なのに面食いじゃないのかな…



「こんな私と街歩けるの?…」

よっぽど自信がない里香



「なんで?…可愛いやん。」



え〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃


あなたの趣味が分からない〃〃〃


でも…あなたが趣味が悪くてよかった(苦笑)


☆☆☆☆☆こんな私にでも最大の春が来るもんなんだぁ☆☆☆☆☆


一生分の運を使い果たしてしまった気分。


それでもいい…


あなたになら来世の運まで使い果たしても構わない…


日付が変わった6月16日

私は最高のプレゼントを神様からもらった…。