「里香ちゃんは御飯食べた?」


「あっ、食べたょ。多田君は?」


「俺も食べた。じゃ〜どこ行こうかぁ…里香ちゃん行きたい所ある?」


「ぇーっと…どうしょう……」
考えてなかった!


「海でも行く?」
さらりと多田君は言う


「うん♪行く♪♪」
「あっ、でも私…道覚えてるかな…」


「大丈夫。俺ナビするから」
また優しく微笑む


あなたの笑顔を見ると何だか涙がでそうになる…



車を走らせ海を目指す
隣りに大好きな人を乗せて…


国道をぬけ夜のハイウェイを走る


「普通は男が運転するもんやのにな(苦笑)ゴメンな。」


「全然いいょ。私運転スキだし♪…免許はとらないの?」


「とりたいけど…昔イラン事したせいで(苦笑)…罰やな」


「罰…?」


多田君は昔の事を話しだした…