あなたが優しい顔で私に接してくれるから…

優しい声で笑ってくれたりなんかするから…


好きになっちゃったよ…


こんなレベルが低い私だから住む世界が違うあなたに少しでも優しくされると、舞い上がってしまって…


勘違いして1%の期待なんか持ったりして…


私ってバカですか…
身のほど知らずですか…


だけど…

私が多田君を想う100%の気持ちが私自身に強い勇気をくれた

告白しようという勇気を…


そんな勇気をくれた私の為にやっぱり頑張ってみたい


19歳も終わりに近づく頃里香は重い足を上げ一つ階段をのぼった