「言わせてごめんね」
夏樹さんは困ったような顔をして、みちるさんは私の手を優しく包み込み「怖かったね。話してくれてありがとう」と。二人の優しさに泣きそうになる。
そうこうしているうちに注文していたのが運ばれてきた。運ばれてきたあんみつを一口食べると甘く美味しく、心も満たされていく感じがする。
「みひろちゃん、一口交換しない?夏樹も一口頂戴!」
「あ!」
みちるさんは言うだけ言って夏樹さんのかき氷をスプーンで掬った。
夏樹さんはまたやれやれという顔で私の方に自分のかき氷を差し出す。
「俺とも交換」
その表情は胸がギュッとなる笑顔に変わっていて。
夏樹さんのかき氷を口に運びながらもう8月が終わるんだ、と夏の終わりを感じていた。
夏樹さんは困ったような顔をして、みちるさんは私の手を優しく包み込み「怖かったね。話してくれてありがとう」と。二人の優しさに泣きそうになる。
そうこうしているうちに注文していたのが運ばれてきた。運ばれてきたあんみつを一口食べると甘く美味しく、心も満たされていく感じがする。
「みひろちゃん、一口交換しない?夏樹も一口頂戴!」
「あ!」
みちるさんは言うだけ言って夏樹さんのかき氷をスプーンで掬った。
夏樹さんはまたやれやれという顔で私の方に自分のかき氷を差し出す。
「俺とも交換」
その表情は胸がギュッとなる笑顔に変わっていて。
夏樹さんのかき氷を口に運びながらもう8月が終わるんだ、と夏の終わりを感じていた。