みちるさんはいつものみちるさんに戻っていた。私はと言えば緊張してしまって息をするのも忘れそうだった。解放されて力も一気に抜ける感じ。
「また後で来るね」
そう言って台風のように去っていく。
「いつものことながら自分勝手でごめんね」
みちるさんのしたことに対して夏樹さんが謝るのもいつものことで。
「全然大丈夫です」
笑って見せても夏樹さんは申し訳ないような呆れたような顔をしていた。
本当に気にしてないんだけどな・・・。
「そういえば、それ」
そう言って夏樹さんは私の首元を指さした。
「可愛いね」
それは誕生日に修くんがくれたネックレス。
「誕生日に友達が似合いそうだからってくれて。いっぱい身に着けてねって言われたので・・・」
「そうなんだ・・・男の子とか?」
・・・なんでわかったんだろう。男の子から貰って浮かれてると思われたかな
そう思うとなんだか急に恥ずかしくなった。
「顔、真っ赤だけど」
夏樹さんは悪戯に言う。
「また後で来るね」
そう言って台風のように去っていく。
「いつものことながら自分勝手でごめんね」
みちるさんのしたことに対して夏樹さんが謝るのもいつものことで。
「全然大丈夫です」
笑って見せても夏樹さんは申し訳ないような呆れたような顔をしていた。
本当に気にしてないんだけどな・・・。
「そういえば、それ」
そう言って夏樹さんは私の首元を指さした。
「可愛いね」
それは誕生日に修くんがくれたネックレス。
「誕生日に友達が似合いそうだからってくれて。いっぱい身に着けてねって言われたので・・・」
「そうなんだ・・・男の子とか?」
・・・なんでわかったんだろう。男の子から貰って浮かれてると思われたかな
そう思うとなんだか急に恥ずかしくなった。
「顔、真っ赤だけど」
夏樹さんは悪戯に言う。