「こんにつぁ〜〜!!!」
そう言って沢田少年はやってきた。



「セーフ……」
礼也が呟く。



「ん?なんかあった…?」




「ううううんなんでもないよ!ねッ礼也君?」
勇美が答える。

「うんうん!」
礼也もうなずく。

「……勇美のヘタクソ…」


「ん?!何沙也!!!」


「いいえなんでも。」




「ふーん。まあいっか。フンフフーン♪」
そう言って沢田少年は教室を出て行った。





奈知が真っ青な顔で言った。
「勇希がスキップしてる……異常だ」