「…よ、要件は…」
「唯兎くんの家にポケットに入れておいたピアス落としたから探しといて、って唯兎くんに伝えて」
「…で、電話したらどうですか」
「俺、唯兎くんのスマホしらねぇの。後は頼んだ」
そう言って、翔くんはトコトコ帰っていった。
「何あいつ。唯兎くんの家きたの?」
怪訝そうに聞いてくるユキちゃん。
「あ、えっと、いとこらしくて」
「えーっ、本当に!?」
「あー、確かに目元が似てるかもね」
やよいちゃんと秋帆ちゃんがびっくりする。
「あー、そんなこと言ってたこともあったっけ」
そう言ってユキちゃんはいちごオレのパックを振る。
「そういえばあの子の彼女って『White liar』の生徒会の子なんでしょ?
あたし、誰かから聞いたよ?」
「へっ、安里ちゃんなの?」
「あ、そうそう、月城安里先輩」
「唯兎くんの家にポケットに入れておいたピアス落としたから探しといて、って唯兎くんに伝えて」
「…で、電話したらどうですか」
「俺、唯兎くんのスマホしらねぇの。後は頼んだ」
そう言って、翔くんはトコトコ帰っていった。
「何あいつ。唯兎くんの家きたの?」
怪訝そうに聞いてくるユキちゃん。
「あ、えっと、いとこらしくて」
「えーっ、本当に!?」
「あー、確かに目元が似てるかもね」
やよいちゃんと秋帆ちゃんがびっくりする。
「あー、そんなこと言ってたこともあったっけ」
そう言ってユキちゃんはいちごオレのパックを振る。
「そういえばあの子の彼女って『White liar』の生徒会の子なんでしょ?
あたし、誰かから聞いたよ?」
「へっ、安里ちゃんなの?」
「あ、そうそう、月城安里先輩」