午後からは、森野さんからPCの操作を教わる。
森野さんも時々冗談や雑談を交えながら
色々教えてくれる。
そんな感じのまま時は過ぎていって
夕方ーーー。
「じゃあ、今日はここでおわり!
おつかれさん!」
チーフの一言で皆が口々に挨拶して
帰る準備を始める。
私も、PCを閉じて帰る準備を始める。
「弥生、おつかれー!
途中まで一緒に帰ろ?」
唐突に肩を叩かれ、話しかけてきたのは文月。
すると、、
「佐野さん、おつかれさまー!。」
「初日どうでした?」
「一斉に話しかけたら困るじゃん!」
「これから、ご飯いかない?」
ぞろぞろと来た男の人たちに囲まれて
話しかけられる。
「え!? あの…」
何!?
誰かわかんないし…
「うるさい!
こんな美人に相手してもらえると思うなよー!」
文月が大声で騒ぐ。
それに対して、男性陣も反論して
どんどん騒がしくなっていく。