「ん、ありがとう」
女子高生は私の手を取り起き上がる。


まつ毛なが!


「ここどこですか。」

みたら分かるでしょ

「ゴミの上」


「だから臭いのか。


てかお姉さん、誰。」


「莉子よ。あなたは?」


「りこさんねー。私は、んー、なんだっけ?」

「え?」

普通自分の名前忘れる?!


「りこさん付けてー?」


?!?!
「で、でも親に付けて貰った大切な名前なのよ…」