――――― ―――――――… また、真衣がドジやって颯くんの気を引いてた。 落ちたプリントを取ろうとして… 机に顔をぶつけた真衣に、颯くんが気遣ってタオルを渡してた 『ずいぶんと 仲が良いんだね?』 「え…?」 『私が颯くんを好きって 知ってるくせに…』 言葉が、自然とあふれてくる。…止まらなくなるぐらいに。 『裏切り者…』 あんたなんか、親友じゃない。 もう…話したくない 顔を見たくない。