「あんたが協力なんかする訳ないって思ってたぁ。思いこせば小学生の頃から性格悪かったし、あんた!!」


『自分を棚に上げてよく言うわねっ!!昔は泣き虫だったくせに!』


階段を下りながら また言い争う私達。
…でもいつかは…


「なぁ、玲」

将の声が聞こえた。そして、振り返るとそこにいた


『何…?』

「話しあるから」

そう言いながら手を引っ張っていった