『…私のせいで、ごめん』
涙があふれてくる…
真衣は颯くんの事が好きなのは知ってた。
だから、無理してるって。
将はそんな他の人を想ってる真衣と付き合ってて…辛かったはずなのに
私だけが苦しんでるって想ってた…のかな。
「大丈夫だから…そんな顔すんな」
頭に、ぽんと暖かい手が置かれた
『…うん…』
「そういう顔されると、放っておけなくなる」
将は、小さな声で呟いた
――――
―――…
「あ…将…くん」
真衣が来たので、いつものように笑って 私は屋上から出た
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