…だって。

そうでも言わないと、
あなたは…きっと正直に気持ちを打ち明けられない。


ずっと…ずっと…真衣とは親友でいられるよ

真衣、私は 知ってるんだよ?
颯くんと話してる時のあなたの幸せそうな顔。


真衣は そう言われた直後から、
予鈴まで ずっと颯くんを眺めてた。

そして時々 私を見ていた


――――
 ―――――…


「パス」

颯くんは、真衣に
向かってノートを投げた

隣で記していたノート。