ベランダで手すりに 頬杖をつきながら、空を眺めた

…なんで こんなに空、青いんだろ…


自分の晴れない気持ちとは裏腹に 快晴というほどの秋晴れ。


「これっ! どうしたの!?」

振り向いた先には、真衣が立っていて 首の傷を指さしていた


真衣の気配を感じないほど…私は気を取られてたんだ…。