ヴーッ ヴーッ
スマホのアラームが鳴る音で起きる。
しかしアラームを止めてしまえば私の勝ちだ。
二度寝ができる。
そう思いスマホに手を伸ばそうとすると
中に浮かぶスマホ。
「……は?」
「燈!朝だよ!起きてー!」
うるさい。
目をこすりながら体を起こすと
スマホを持っているワンコ
……ではなく幼なじみの平野 宙(ひらの かなた)がいた。
「……お前なんで私の部屋にいるの。」
「おばさんが入れてくれた!!」
母さん……朝からこんなうるさいやつ部屋に入れないでよ……
「今何時」
「んとねー、7時40分くらい!」
「……あと10分は寝れる」
「ダメだよー!燈寝ると全然起きないもん!」
「さっきアラームで起きれた……」
「さっきのは偶然でしょ!早く準備しないと!」
とキャンキャン鳴く宙を放っておいて着替える。
小学校の頃からこのようなやり取りをしているから
宙も私も恥ずかしがることはない。
「着替えたね、じゃあ下いくよ!」
腕をひかれリビングへ
「あ、宙君いつもありがとうねぇ」
「いえいえ!全然ですよ〜」
会話を右から左に聞き流していく。
あ、パン美味しい。
スマホのアラームが鳴る音で起きる。
しかしアラームを止めてしまえば私の勝ちだ。
二度寝ができる。
そう思いスマホに手を伸ばそうとすると
中に浮かぶスマホ。
「……は?」
「燈!朝だよ!起きてー!」
うるさい。
目をこすりながら体を起こすと
スマホを持っているワンコ
……ではなく幼なじみの平野 宙(ひらの かなた)がいた。
「……お前なんで私の部屋にいるの。」
「おばさんが入れてくれた!!」
母さん……朝からこんなうるさいやつ部屋に入れないでよ……
「今何時」
「んとねー、7時40分くらい!」
「……あと10分は寝れる」
「ダメだよー!燈寝ると全然起きないもん!」
「さっきアラームで起きれた……」
「さっきのは偶然でしょ!早く準備しないと!」
とキャンキャン鳴く宙を放っておいて着替える。
小学校の頃からこのようなやり取りをしているから
宙も私も恥ずかしがることはない。
「着替えたね、じゃあ下いくよ!」
腕をひかれリビングへ
「あ、宙君いつもありがとうねぇ」
「いえいえ!全然ですよ〜」
会話を右から左に聞き流していく。
あ、パン美味しい。