昼休み、成久からの通知がスマホに届いた。
確認すると、
『オンナ関係、後始末しといたほうがいいんじゃない?』
の、コメントと一緒に、ラインのスクショ。
・・・・・・・・・・・・・・・
MIKA
昨日の女、誰か知ってる?
・・・・・・・・・・・・・・・
ユリア
みたみた!佐々と一緒にいたオンナでしょ?
・・・・・・・・・・・・・・・
さあや
なんなの?あのブス!
・・・・・・・・・・・・・・・
*優衣*
ふざけんなっ!
・・・・・・・・・・・・・・・
こんな会話が、延々と続いてる。
名前も覚えが無けりゃ、顔も浮かんでこねぇ。
――めんどくせぇ~…
「ブスって、どっちが?って話だよな、佐々」
成久が笑いを堪えながらオレの目の前に立っている。
「花美の顔バレとか…」
「それは出回ってないね。まあ、時間の問題だとは思うけど」
「……」
「昨日は予備校でさ。俺は本当に偶然、佐々と花美ちゃんを見かけただけだから」
「気安く呼ぶなよ…」
他のオトコが名前を呼んだだけで、なんかムカつく。
――何なんだコレ…
オレ、マジでどっかおかしいんじゃないのか?
そもそも昨日から変なんだ。
そりゃ、多少遊んでるし、いいかげんかもしれないが、基本オレはオンナに優しいんだよ。
オンナに怒鳴ったり、
イラついたり、
無理やり押し倒して、
頭、叩いたのって……
やっぱ、手ぇあげたことになんのか!?
「最悪だ……」
スマホに花美からの連絡はない。
――マジ最悪……
確認すると、
『オンナ関係、後始末しといたほうがいいんじゃない?』
の、コメントと一緒に、ラインのスクショ。
・・・・・・・・・・・・・・・
MIKA
昨日の女、誰か知ってる?
・・・・・・・・・・・・・・・
ユリア
みたみた!佐々と一緒にいたオンナでしょ?
・・・・・・・・・・・・・・・
さあや
なんなの?あのブス!
・・・・・・・・・・・・・・・
*優衣*
ふざけんなっ!
・・・・・・・・・・・・・・・
こんな会話が、延々と続いてる。
名前も覚えが無けりゃ、顔も浮かんでこねぇ。
――めんどくせぇ~…
「ブスって、どっちが?って話だよな、佐々」
成久が笑いを堪えながらオレの目の前に立っている。
「花美の顔バレとか…」
「それは出回ってないね。まあ、時間の問題だとは思うけど」
「……」
「昨日は予備校でさ。俺は本当に偶然、佐々と花美ちゃんを見かけただけだから」
「気安く呼ぶなよ…」
他のオトコが名前を呼んだだけで、なんかムカつく。
――何なんだコレ…
オレ、マジでどっかおかしいんじゃないのか?
そもそも昨日から変なんだ。
そりゃ、多少遊んでるし、いいかげんかもしれないが、基本オレはオンナに優しいんだよ。
オンナに怒鳴ったり、
イラついたり、
無理やり押し倒して、
頭、叩いたのって……
やっぱ、手ぇあげたことになんのか!?
「最悪だ……」
スマホに花美からの連絡はない。
――マジ最悪……