先生は呼吸器をつけ直して

「もしかしたら、結城くんじゃないのかな?
みつちゃんと仲良いから」

私は微笑んで

「きっと…そうかも…しれません…ありがとうございます」

そう言って天井を見た

「じゃあ、また何かあったら呼んで」


そう言って看護師さんと先生は部屋から出ていった

私は静かに目を閉じた