「そんなこと!!ない…けど」

「けど?」

私は口をつぐんだ

「私はみんなを利用してたのかなって

生きることを周りのみんなに。」

結城は強く手を握った

「みっちゃん。人の生き方なんて

人それぞれなんだよ?

誰しも一人で生きることを頑張っているわけじゃない

特に、俺たちみたいな人にはね

みんなを利用して生きることなにがいけないの?

生きることをやめてしまう方が

よっぽどみんなは悲しむよ?」