恐怖で体が動かない。


心臓の鼓動も早くなり


口から飛び出そうな


ほどだった。


《だ、誰か…助けて》


大量の液体を口から垂らし
      ・・
ながら大きなそれは体制


を低くし、大地を強く蹴っ

てラキに襲いかかる!!


《うわぁぁぁぁ―》


ラキはもう駄目だと思った

…小さな体は本能的に


急所を守るべく、うつ伏せ

になり、丸まった。