ゆっくり振り向くクロード

の目が鋭く光る…そして



《―少し黙ってろ―》



その瞬間!!あたりの空気が

凍り着く…斬りかかろう


とした男は凄まじい剣気に


息をするのも忘れ、立ち尽

くすほどだった。


プライドをズタズタにされ

我を見失った男は何やら


ブツブツ言っている。



《おれは剱聖だぞ…あんな


わけのわからんやつに…


そうだ…負けるわけが


ない…負けるわけが…》



瞳が妖しく光る。



瞬間!!姿が消え、居た場所

に土煙が舞う。