《無駄だとゆうのが…わか

らぬかぁ!!》


その言葉と共に爆発が


起き、ラキとティアは


後ろの大木に背中を


叩き付けられる。


《うぐゎ…》


言葉にならないうめき


がもれ、倒れる。


ラキの無事を目で確認する

が、どうやら気絶している

だけらしい…精霊達のおか

げでなんとか無事ですんだ

ようだ。


だがこのままでは間違いな

く二人とも殺される。


ボロボロの体を持ち上げ


相手を睨みつける。


だが敵はそれを見て楽しむ

かのように笑う。


やがて…


《そろそろ飽きたなぁ…終

わらせていいかぃ》


そう言うと剣を構え


歩きだす。