《あっすいません!!クロー

ディス王子にお目通り願い

たいのですが》


ティアは食事を運んできた

メイドに話しかける。


だがメイドは顔を見ようと

もせずに


《その事については話を


するなとの事なので…》


などと答えた。


《…その事!?》


ティアが不思議そうな


反応をしたを見て、


《えっ!?クローディス様が

幽閉された事ではないの


ですか!?》


と言ってしまった。


《クローディス様が…幽閉

…えっ!!?》


それを聞いたメイドが


ヤバいといった顔で口を


押さえる。


《い、今のは忘れてくださ

いっ!!失礼します…》


そう言って、そそくさと


出ていってしまった。


ティアとラキはお互い


見合ったまま固まるの


だった。