ひょっとしてあたし、洗濯物の中に入れたのかな。 首を傾げながら、静かに中へと入っていく。 あらっ? あらら?? この部屋……。 あたしのオアシスになっていたはずなのに。 コウタ好みのきれいさっぱりな部屋に戻っている。 ………。 誰が片付けたの――!? 「おかえり、リカちゃん」