その姿に、あたしも胸が痛んで。 あたしも「言いすぎてごめん」と謝った。 その日からコウタは、忘れずに『帰るコール』をするようになったんだ。 ごめんね、コウタ。 散らかっている部屋は、あたしのオアシス。 コウタが帰ってくるギリギリまで、あたしはこのオアシスの中にいたいんだ。