誰の所有地でもない場所に1本のりんごの木がなっていたとする。
その木には真っ赤に熟して食べ頃な林檎の実が1個だけなっていた。
腹ぺこな動物達は1個しか無いその実をどう食べるだろうか。
争って勝ち抜いたものだけが食べる。
それとも、皆で分け合ってたべる。
答えは簡単。
分け合おうとした優しい動物は植えて死に、争って勝ち残り丸々ひとつ食べた動物だけが生き残る。
じゃあ弱いものはどうしたらいいか。
強いものの下に付いて隠し持った八重歯でその時をじっと待てばいい。