「あら、ひさちゃんいらっしゃっい。」

と私に声をかけてくれたのはお弁当屋さんのおばちゃん。

仕事のときはほぼ毎日お弁当を買いにいくので顔なじみ。

「おばちゃんいつもの2つとこれお願いします。」
と言ってお茶を二本を渡すと

「また、彼氏の分かい?」

とおばちゃんにからかわれる始末。

「彼氏じゃないですっていってるじゃないですかぁ!」

と照れる顔を隠しながらおばちゃんにお弁当をいただき急いで圭介が待つ場所に急ぐことにした。