そんな時
「まあまあ」
仲裁に入ってきたのは

俺の同期で親友の立花奏多だった。

「圭介も落ち着いて。

田所さんたちも反省してるようだし。
この辺にしておこう。」

と奏多が場を宥めてくれた。

そして、田所たちはその場をばつが悪そうに後にした。

「で、圭介は何をしてるの?」
と奏多に言われて俺はギクっとした。