「でも社長・・・」
「なによ、何か文句あるの? あと、メイクは・・・遥のメイクが空いてたでしょ。あの子にも連絡して」
どんどん決めていく社長。
そのスピードについていけず戸惑っていると、舌打ちした社長が自ら撮影の手配を始めた。
胸ポケットから携帯を取り出し、慣れた手つきで操作する。
「ああ、水上? アンタ、知り合いにカメラマンいたでしょう。その子、今すぐ捕まえて。あと、遥のメイクも」
電話の向こうで、水上さんが「今日の今日は無理ですよ!」と叫んでいるのが聞こえる。
そう、何より撮影される側の悠さんの予定も聞いていないのに。
「無理でも無茶でも、捕まえて! かわいい後輩のクビがかかってるのよ!」
社長の一言に、思わずビクッとしてしまう。
そうだ、社長からの提案にビックリしてとんじゃってたけど、私のクビがかかったままだったんだ!
「なによ、何か文句あるの? あと、メイクは・・・遥のメイクが空いてたでしょ。あの子にも連絡して」
どんどん決めていく社長。
そのスピードについていけず戸惑っていると、舌打ちした社長が自ら撮影の手配を始めた。
胸ポケットから携帯を取り出し、慣れた手つきで操作する。
「ああ、水上? アンタ、知り合いにカメラマンいたでしょう。その子、今すぐ捕まえて。あと、遥のメイクも」
電話の向こうで、水上さんが「今日の今日は無理ですよ!」と叫んでいるのが聞こえる。
そう、何より撮影される側の悠さんの予定も聞いていないのに。
「無理でも無茶でも、捕まえて! かわいい後輩のクビがかかってるのよ!」
社長の一言に、思わずビクッとしてしまう。
そうだ、社長からの提案にビックリしてとんじゃってたけど、私のクビがかかったままだったんだ!