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攫われてから何時間経っただろうか。

私がようやく目を覚ましたのは、木造の牢屋みたいな場所だった。


「は・・ここ・・何処・・」


辺りを見回しても誰もいない。


「ツムギさんは何処・・」


独りぼっちで一気に不安に襲われた。


怖いヤバいどうしよう・・・


恐怖で体が震えてきた。

私はとりあえずうずくまって誰かを待つことにした。