私はそのまま崩れた。

ギンの行動に心と身体がついていかない。


「え?え?え?ギン?だよね?今の?見間違いじゃ・・ないよね?」


理解出来ずにしばらく放心した。







。。。。。



そしてハッと気が付いた。

私が眠っている間にギンはトキワ様に会って話をしているハズ。


「それ・・?その事で怒ってる?」


私を跳ね除ける程に?

ヤバい。マズい。ヤバい!!

とにかくギンにもう一度会ってちゃんと話しをしなきゃ!!

ドクン。

と嫌な動悸が私を襲う。

急いで廊下を駆け抜けた。