衝撃の大スクープでした。


アサギさんがギンに壁ドンし、唇を奪ってたから。


「嘘・・信じ・・られない!!」

「ヒオリ!!」


というツムギさんの声なんて届くわけがない。

私は反対方向を全速力で駆け抜けた。

ヒールを脱ぎ捨てて。


嘘でしょ!?

よりによってなんでアサギさん!?

なんでなの!?


苦しい。

胸が痛いよ。