「何してたんだよ!」


「あ?別に・・」


「嘘だ!鍵なんかかけやがって!!」


ナギの目が血走っている。

そしてその後ろにクレハちゃんが立っていた。


「お前らは何してたんだよ」


「まずは俺の質問に答えろ!」


「はあ?なんでだ。トランプやってたくらいで大げさな」


「!?」


え?そういう感じにごまかすの?

思わずきょとんとしてしまった。



「ふざけんな。この家にはトランプは一セットしかない。それは俺とクレハがさっき使ってた」


「ありゃ・・」


なんてこったと頭をかいているギンだ。

ギン残念すぎるよ。