「何やら、朝からうるさいな、ギンの声がしたが・・・」


「あ、トキワ様。おはようございます」


きょとん。


王は長いまつげで瞬きをパチパチしながら、私の格好に釘付けになったみたいだ。

二度見もされた。


もしかして私、今日イケてる女子なんじゃない?

調子に乗りました。

はい。



「誰だお前は」


「ヒオリです!」


王様まで記憶飛んだとか言わないよね?