「ギン、ごめんね」


「え・・?」


どうして謝られたのかギンはわからずに首を傾げていた。


「センリのところに言ってたの」


「は!?マジか・・お前・・」


その事にギンは素直にショックを受けている様だ。


「うん・・今後について話してきた」


「今後!?どういう事だ?」


切ない思いが私の口角を上げた。


「入って来ないで」


すぐに部屋に閉じこもった。


「おい、開けろ!ヒオリ」


「だめ。」


気持ちが揺らいじゃうから。